日本料理・郷土料理の食レポ日記

日本料理店や郷土料理店の情報をお届けします

沖縄料理 しまぶた屋

地元で採れた野菜をふんだんに使った創作料理を提供しています。
「緑のオムのせハヤシ」の「緑のオム」とは、青汁の材料としても知られている、「ケール」を使ったオムレツです。
苦みはだいぶありましたが、体を労わったメニューとして完璧だと思います。
このお店は見た目にもこだわっていて、「料理は目で楽しむものでもある」と店主はおっしゃっていました。
また、お店の敷地内には、公園や畑が併設されています。
お子様連れの方にも人気のようです。
サラダ・コンソメスープ・海鮮焼きカレー・香物・バナナゼリー・コーヒーの内容です。
野菜や果物をじっくり煮込んだ特製ルーに何種類ものスパイスを加えて70時間かけて練り込んで作り上げたルーに具材を入れ、瓦の器で焼き上げた名物の1品。
香ばしいながら辛さはなく、卵とチーズのトッピングでよりマイルドになっています。
野菜や海鮮の具材も大きく、食べ応えのある焼きカレーでおいしかったです。
おダシの効いた和食が食べたいと、同僚と捜し歩いて見つけたのがこの店。
お昼の『おばんざい定食」は、この日、「茄子の煮びたし」と「牛肉の煮つけ(これが結構どっさり)」「温泉卵」と「香の物」にダシの効いた「お味噌汁」でした。
おばんざい定食の値段は750円と格安。
私たちは料理学校の先生から一緒に店をやらないかともちかけられる程、自分でも料理を作りますし味には煩い方ですが、同僚と3人、余りの美味しさに、私たちも思わずうなってしまいました。
やっぱり、一流の板前さんの出すダシは違います。
広島で、おばんざい、京料理で、こんなにリーズナブルで美味しいお店に出会えて、とっても幸せでした。
お店の中は、カウンターと3つの座卓(掘りごたつ式)ですが、入り口正面がお寺なので、そこに配慮してか、間口の空間に月庭を思わせる前庭風の通路が設けてあります。
店内から外を眺めると気分が一気に「和」になり、すうっと落ち着いて、味わいに落ち着きが伴ってきます。
店内のカウンターも装飾も、とても気合の入った造りになっていて、店主さんの覚悟というかやる気、気迫が伝わってきて、「あ、ここはプロの味を出してくれる店だな」と思いました。
出張で全国出向きますが、唯一の楽しみは食べること。
本場京都でさえ、この値段では、これだけしっかりした味のお店には出会えないと思います。
夜でも、3千円位~5千円程度で十分なコースもあるようですので、忘年会はここにしたいと考えています。
ここのお味噌汁は毎日でも飲みに行きたくなります。
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