日本料理・郷土料理の食レポ日記

日本料理店や郷土料理店の情報をお届けします

春一番

山梨に行ったので地元の食べ物と思いほうとうを探していて駅前にあったので入ってみました。
立ち振る舞いは昔を思わせる古風な建物でした。
お鍋に沢山のほうとうが詰まっている感じでとてもボリュームがあります。
味はちょうどよく、カボチャの甘みもしっかりとしてました。
昼過ぎだったのですが店内は混雑しており、活気がある感じ。
また、行きたいです。
趣のある「三谷屋」と掲げられた看板に、ちょっとした緊張感を覚えながら、看板横の扉を開けて、新雪の上を歩く気分で、まだ真新しい階段を降りてお店に入りました。
オープンしたばかりとあって、店内は、清潔感と心地良い明るさ、空気までも新鮮さが感じられました。
チャーミングな女将に迎えられ、鯔背な板前さんのご挨拶を受け、期待度は頂点に達しました。
今回、私達は、個室を利用させて頂きました。
四名で伺ったのですが、スペースは十分で、荷物も余裕で置く事ができ、ゆったり座れました。
お魚料理専門なので、お肉料理は出してはいないそうです。
それ故、お魚贔屓の方には、もってこいのお店だと思いました。
とにかく、色々な種類のお魚を様々な表情で演出されています。
一皿一皿デリケートで、心穏やかになるお味だとコースを通して思いました。
様々なシチュエーションで、可能な限りワインを飲みたい私は、久々に国産ワイン(長野古里葡萄園シャルドネ)で舌鼓を打ちました。
お酒を飲みたくなる誘引に打ち勝てず、数年ぶりに焼酎のロック(今回は村尾)を頂き、お魚料理とのマリアージュを堪能し、気が付けば、食後酒に梅酒のロックを頂く次第でした。
一番個人的に気に入ったのは「カワハギのお刺身と水蛸の梅肉添え」です。
水蛸の梅肉添えが、あまりにも、私のどストライクだったので、お写真を掲載させて頂きました。
カワハギ用のポン酢も、とてもまろやかだったのが印象的でした。
ポン酢の酸味が主張し過ぎないので、肝によく絡んで、バランス良く感じられ、美味しかったです。
特筆すべきなのは、こちらは「クエ鍋」かと思います。
取り分けてから個室まで運んでくださるのですが、酔いの勢いも手伝って、恥ずかしい位におかわりしてしまいました。
専ら、個人的観点なのですが、お仕事帰りにちょっと立ち寄って、晩酌を愉しむところから始められるのもアリかもしれません。
朗らかで、率直な意見も感じ入った女将との会話も、よりお酒が進みます。
(以前、ちょっとボリューム不足と言うご意見があった事を気にされ、女将が気に掛けてくださりました) お魚贔屓の方に、ぜひ一度、行って頂きたいお店です。
晩酌気分な時にも、オススメです。
(すっかり私はお料理とお酒に夢中になってしまい、投稿できる写真が無かった為、席を共にした同僚の写真を拝借し、掲載させて頂きました)