日本料理・郷土料理の食レポ日記

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小料理かず

上州の郷土料理「ほうとう」 初なのでオーソドックスな「お切り込み煮ぼうとう」を食べました。
鉄鍋でほうとうが運ばれてきて、木のフタを開けるとすごく太い麺が顔を出します。
持ち上げるのも一苦労(笑) きしめんの2倍くらいはあり、食べごたえあります。
味は、すいとんみたいな感じというんでしょうかね? 素朴な味でした。
はじめての方はビックリするぐらいの量です(一般的な、ざる盛りの2.5倍はあるかなと) 量だけではなく味もナイスです 店の中の蔵を利用して座敷で食べれるので雰囲気も抜群。
コーヒーは無料セルフサービスになっているのも嬉しいうなぎ大好きで、探して行ったお店ですが、うなぎづくしが4000円で、肝の塩辛、うなぎの刺身、塩焼き、かば焼き、肝吸い、うざく、う巻き、シメにお茶漬けとお新香までついてます。
正直うなぎの刺身はいらないかなぁと思ってたけど、フグみたいにコリコリしてておいしかったですよ。
こんだけ食べて4000円はお安いと思います。
コース料理なので、各料理名は記憶がありませんが、全体的に味と目を充分に楽しませてくれました。
特に感激したことは、私達が東京からの客と知り、郷土料理を味わってほしいとの配慮から、冶部煮を出してくれたことです。
もちろん創作料理のコースメニューには入って無い料理なので、店主の心遣いに大変感激しました。
「秋の味覚 松茸をはじめとした季節の食材と厳選和牛の秋の趣溢れる焼肉懐石(10月1日から)」のコピーに惹かれ「秋 八坂懐石」をいただきました。
ドリンクに続いて、「お品書き」の順番通りにお料理が、「先附」⇒「向附」⇒「前菜」⇒「逸品」⇒「炙り」⇒「厚切り」⇒「旬菜」⇒「焼肉」⇒「御飯」⇒(席を変えて)⇒「甘味」の順に、遅すぎず、早すぎず、ちょうどいい間隔で提供されました。
料理は味、盛り付け、提供スピードなど、どこをとっても申し分ありません。
接客も出迎え、案内、料理の説明・提供、食器のかたずけ(中間バック)、網の交換、選択オーダーの確認、蔵への案内、デザートの提供、会計、タクシーの手配、お見送りなど、どこをとっても申し分ありません。
トイレの清潔さや建物の雰囲気も申し分ありません。
お値段は少々お高いのですが、とにかく大満足の食事ができました。